Native value creation

本来の価値を引き出す力

INAZOは、地域に根ざした資源や伝統の中にある本来の価値を見つけ出し、それを活かして新たな未来を創造します。土地や文化に宿る独自の力を最大限に活用し、農産物を用いた加工品や伝統技術を現代に昇華させた製品など、地域の魅力を新しいかたちで届けていきます。また、企業や個人が持つ固有の強みを活かし、新たな価値を引き出すことも私たちの使命です。すべての活動を通じて、眠っていた価値を見出し、未来につなげていきます。

MISSION

私たちは、「株式会社INAZO/イナゾー」です。「食の未来に挑戦」を合言葉に、生産者と消費者を「つなぐ」架け橋となることを目指し設立されました。日本の食を豊かに、そして未来を笑顔にするために、私たちは3つのことを大切にしています。

公正な取引で生産者を支援

農産物を適正な価格で仕入れることで、生産者の安定した収入と継続的な生産活動を支えます。

安心・安全な商品の提供

農高品質な農作物を適正な価格で届け、健康で安心できる食生活を応援します。

未来へつなぐ第一次産業の発展

食料自給率が低い日本の現状を見据え、農業を次世代へ引き継ぐための基盤づくりを支援。

VISION

食の未来を切り拓き、新たな常識をデザインする

私たちは、生産者が誇れる農業を守り、消費者が信頼できる食を届けることで、日本の食文化を世界へ発信します。第一次産業の可能性を広げ、地域と共に成長しながら、未来の食卓に新しい価値と喜びを届ける存在を目指します。

SERVICES

INAZOが挑戦する新たな農業生産と物流スタイル

1.農作物の仕入れ流通・販売

農作物の安定供給と多様な販売チャネルで新しい常識を!

実績を基にした加速度的な拡大

2024年より、株式会社ONE PIECEとして米、とうもろこし、じゃがいもなどの生産・流通・販売をスタートしました。この実績を基に、INAZOでは事業を加速度的に拡大させます。

市場動向と販路拡大の必要性

現在、米不足や価格の高騰といった市場の変動を受けて、卸販売の販路は確実に増加すると予想。この販路拡大に合わせて、仕入れ部門の供給量を確保することが急務となっています。

国内安定供給と海外展開

国内での安定供給を進める中、世界的な日本食ブームを鑑みて海外輸出事業への進出が必須となります。今期より、輸出事業の基盤を構築し将来に向けた拡大を目指します。

自社販売とブランド認知の強化

さらに、自社販売の強化を進め、INAZOの認知拡大に合わせたブランド戦略を確立します。これにより、国内外での認知度を高め、事業全体の成長を加速させることを目指します。

2.アグリラボの設立・運営

未来の農業と食を創る、挑戦と革新のプラットフォーム

「Agri Lab」

アグリラボは、赤井川村の自然環境を舞台に、農業の常識を超えた「新しい可能性」を探る実験的な生産拠点です。地域特有の気候や土壌を活かし、高付加価値な作物や新しい品種への挑戦を進めます。「育てる」だけにとどまらず、「こんな作物が地域を変えるかも?」というアイデアを形にする場。それがアグリラボです。未来の農業を創る種をまき、地域から北海道全体へと広がる挑戦を始めていきます。

農場スペース

関連農業法人の土地を活用し、実験的な作物の栽培に挑戦します。新たな特産品の開発はもちろん、IT技術を導入して土壌や気候データを活用した生産性向上や収量アップを目指します。さらに、農業が抱える課題を解決する新しい手法を実践し、地域の農業に革新をもたらします。

加工スペース

加工食品の開発を行う拠点として機能します。ここでは、農産物の付加価値を高める商品化を進めるだけでなく、将来的に地域や若者にも開放し、新たな挑戦の場として活用します。農家には収益向上の機会を、若者には夢を形にする環境を提供し、地域全体で価値を共有する場を目指します。

3.加工食品の開発・販売

地域資源を循環させる、新しい食の挑戦

地域の恵みをアイディアでプロデュース

北海道の豊かな恵みを活かし、関連農業法人で生産されるお米、とうもろこし、かぼちゃをはじめ、地域の契約農家から調達した原材料を二次加工。スープやポテトチップスといった定番商品に加え、「こんな商品ができたら面白いかも!」というひらめきを形にした、赤井川村ならではのコラボや独自性のある商品の加工・開発を実施します。

廃棄予定の農産物をおいしい驚きに

関連農業法人や契約農家で生産される規格外や流通に乗らない農産物を原材料として活用し、廃棄ロス問題の解決に挑みます。これらの原材料を加工用としてINAZOが買い取ることで、農家の収益性改善につなげます。また、資本や人員の制約から加工開発に挑戦できなかった個人農家にも、アグリラボがその道を切り拓く支援を提供します。

赤井川村から世界を魅了する商品を

アグリラボでは、プロダクトアウトの視点を大切にしながらも、マーケットインの視点を重視した加工開発を進めます。赤井川村を世界に知られるブランドへすべく、世間のトレンドや需要を的確に捉えた商品を企画・開発。「話題を呼ぶ」商品作りにこだわり、需要と供給を繋ぐ取り組みで世界へ広がる未来を目指します。

地域活性と収益の両立DMO × INAZOの連携で目指す未来

4.DMOとの連携で広げる地域活性

つなぐだけじゃ終わらない、地域を動かす新しい仕組み

DMOは、地域を魅力ある観光地として発展させるため、観光資源を管理し地域活性化を推進する組織です。一方、INAZOは赤井川村を拠点に、地域経済の発展と自然資源の活用・保全に取り組む法人です。また、INAZOの関連会社「AIR」は、すでにDMOに参画し、バス運行や運送事業を通じて地域交通を支えています。
この連携をさらに強化し、地域活性を加速させるとともに、経済発展と自然資源の調和を目指します。